浜田知明・鍵
11月になるとさっそく寒くなりますね。
僕の住んでいる若木町は、
山に近いので、武雄の街中よりは、
1〜2度気温が低い。
厚着したまま、街へ出ると、
「寒そうな格好しているね」と
よく言われます。
家自体も古いし、隙間風が入ってくるせいもあって、
より寒く感じているのかもしれません。
年々、古い木窓をサッシに変えたり、風の通る床下を塞いだり、パワーのある暖房器具を入れる事で快適にはなっておりますが・・・。
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さて、引き続き実家にあるアート・コレクションの紹介です。
今回は浜田知明の銅版画です。
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タイトル/騎士と鍵(エッチング)
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タイトル/不明(エッチング)
※状態はわりと良いです。
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タイトル/不明(エッチング)
こうやって改めて作品を見ていると、戦後のアートシーンの雰囲気を凄く感じますね。
現在では、こんな雰囲気を持つ作品を制作する作家さんはいないのではないでしょうか。というか、現在、好まれる絵とは言えないかもしれませんね、現代美術に比べてしまうと、アンティークの様な扱いになってしまいそうです。
他にも銅版画は何枚もあるのですが、現在でも評価があるのは駒井哲郎と浜田知明の二人ぐらいです。他の作品は、時代とともに評価が下がっています。
この評価がある、ないの差はなんなんだろう?という事を、今回実家にある絵を整理していてよく思いました。
「新しいジャンルを作り出して有名になった作家」こういった人の作品は評価が高い気がする・・・けどなかなか、その価値を理解するのは難しい気はします。