前から怪しいお札のようなモノを木版画でデザインしてみたいと思っていた。作ってみるとユルいサイケデリック調なデザインになってしまった。
彼岸道つくり
朝から区役で「彼岸道つくり」という名の草刈りがあった。村の中心を流れる川沿いを、近所のじいちゃんと話しながら草を刈って行くという、のんびりとした村人がするお彼岸の仕事だ。そのじいちゃ んとの会話で興味深かったのは、草刈りをしていたその川は今は黒く淀んで汚いのだけど、40年前は村の子供が泳げて、しかも鮎が穫れるようなきれいな 川だったそうだ。今は見る影もない。40年前といえば高度経済成長が始まった頃、手に入れたモノもあるだろうけど、失ったモノも間違いなくあると思った朝 だった。・・・昼から雨が降り出したので午後の作業は中止になった。