これも当初Tシャツ用に木版として彫ったものだけど、本の表紙として使われる方がこの絵が活かされるのではないかと思っていた作品。

去年の一月頃から、築100年程の古民家に住んでいる。事務所兼住居だ。しかし、古民家と言っても最初にこの家に来た時は今のような状態ではなかった。まさに幽霊屋敷に住んでいたといってもいい。実際に色々あったし・・・。なんとかこの家を良くしようと、毎日気持ち悪い所をどんどん解体していったら、天井も床も壁もほとんど取っ払ったカタチになってしまった。これはこれで潔いのだけれど、再度住めるようにするためには、また一苦労することになった。この頃は「オレはちゃんとした家に住む事がいつになったらできるのだろうか？」と途方に暮れていた。工事現場のような家での生活は、その後10か月間続いた。

Tシャツ用にデザインしたシリーズ。ギターのボディを活かしたデザインがしたくてやりました。このモチーフは面白いので、これからも続けてゆきます。
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